Appleが4年ぶりに、低価格スマートフォン市場に製品を投入する準備を進めていると報じられている。Bloombergは情報筋らの話として、同社が2月に低価格「iPhone」の量産を開始し、早ければ3月にも正式発表する計画だと報じた。
2017年の「iPhone 8」(4.7インチ)と同程度のサイズになるとされるこの端末は、2016年に399ドル(日本での価格は5万2800円から)で発売された「iPhone SE」以来初となる、Appleの低価格スマートフォンだ。
この新しい端末の計画については、2019年9月に日本経済新聞が報じていた。同紙によると、ほとんどの部品が現行のiPhoneシリーズと共通だが、価格を抑えるためにより安価な液晶ディスプレイが搭載されるとのことだった。
低価格iPhoneの追加は、華為技術(ファーウェイ)などの競合企業から顧客を取り戻すための戦略と思われる。iPhoneの販売は通常、Apple売上高の約半分を占め、利益の大部分を占めるが、2019年第4四半期には売上高が約330億ドルと、前年同期比で10%近く減少した。第3四半期には前年同期比で12%減少していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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