JR西日本とヤフーは1月22日、「Yahoo!乗換案内」アプリと「Yahoo!MAP」アプリにおける連携を開始すると発表した。
Yahoo!乗換案内アプリでは、JR西日本が提供する「列車走行位置サービス」と連携。ルート検索結果画面で「接近している電車の遅延情報」をタップすると、その駅付近の列車走行位置画面が表示される。これにより、列車が遅延している場合、走行位置と遅延時分をアプリ上で確認することができる。また、JR西日本の走行位置サービスを表示することも可能となっている。
対象路線は、JR京都線やJR神戸線、大阪環状線など、京阪神地区を中心とした14線区。2月6日よりサービス提供を開始する。
Yahoo!MAPアプリでは、大阪駅構内の現在地確認とルート案内が利用できる。大規模駅などのGPS電波が受信しづらい施設では、地図アプリによる現在地確認などが困難だったが、アプリが搭載する屋内位置測位技術により、これを可能とした。
大阪駅構内でのサービス提供開始日は、1月22日。なお、ヤフーによると、東京駅や新宿駅、渋谷駅の改札外と、ららぽーとTOKYO-BAYにおいても、屋内位置測位技術による現在地情報を提供しているという。
JR西日本とヤフーは、今回の連携により、案内情報をより多くの利用者へダイレクトに伝え、移動や外出に関する課題解決を目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス