テクノロジー業界が米国の労働者の雇用状況を変え続けている中、Googleは労働者がこの業界で職を得られるよう支援しようとしている。同社は米国時間1月16日、プログラミング言語「Python」などを学べる新しい講座を発表した。Pythonは多くの企業が求めているスキルだ。
このプロフェッショナル認定プログラム「Google IT Automation With Python Professional Certificate」は、オンライン教育サービス「Coursera」で提供されている。PythonやGit、ITオートメーションを学ぶ初心者レベルの6講座のプログラムで、最後にタスクの自動化などに取り組むプロジェクトがある。
またGoogleは、IT業界で十分な機会が得られない状況にあった学習者がサービスを利用できるよう、慈善活動部門Google.orgを通じて、ITトレーニング関連の2500件のニード型奨学金に資金を提供するとしている。奨学金は、Goodwill、Merit America、Upwardly Globalなどの非営利団体を通して運用される。
GoogleなどのIT企業には、技術や自動化が仕事や労働人口に及ぼす影響をめぐって厳しい目が向けられている。今回のPython講座は、2017年に発表された「Grow With Google」イニシアチブの一環だ。同社は、労働者がテクノロジー業界での就職に備えられるよう支援するため、Grow With Googleに10億ドルを投じた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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