Alphabet傘下で自動運転車サービスを手がけるWaymoは米国時間12月5日、重要な記念日を迎えた。限定的ながら一般向けに商用展開している自動運転車による配車サービス「Waymo One」がこの日、1周年を迎えたのだ。
さらに重要なのは、Alphabetが2020年にWaymoをどう展開していく計画かという問題だ。Waymoは2020年、この配車サービスの対象をさらに多くの一般ユーザーに拡大する予定だという。乗客数をどの程度増やすかという点は明らかにされておらず、Waymoによると具体的には想定していないという。
またWaymoは同日、米国の全ユーザーが「App Store」で「iOS」向け「Waymo」アプリを入手できるようになっていることを明らかにした。
Waymoは米CNETの取材に対し、「最終的には、このアプリによってさらに多くの一般市民がもっと簡単に当社のサービスに登録できるようになり、『Early Rider Program』(早期利用の試験プログラム)でも一般向け配車サービスでも、参加する一般の人々をより迅速かつ効率的に増やせる」と述べた。Waymoは4月に「Google Play」ストアでアプリをリリースしており、Waymoのウェブサイトからも登録が可能になっている。
Waymo Oneは現在、月間1500件を超えるユーザーにサービスを提供している。さらに2020年には新機能の導入も計画している。また、乗降場所の正確性に関する機能など、ユーザー体験を向上させようと取り組んでいるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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