Microsoftは米国時間11月7日、日本を含む対象国と地域で、予約注文した顧客に対する「HoloLens 2」の出荷を開始した。複合現実(MR)デバイス「HoloLens」の第2世代に当たる製品だ。2019年に入って、米国など複数の国で予約注文を受け付けていた。
予約注文分の出荷を終えた段階で、まずはそれらの国でその他の顧客に販売するという。
HoloLens 2は、2016年に発売されたHoloLensとはかなり違って見える。HoloLens 2はバイザーが簡単に持ち上げられ、垂直視野角が大きく、「Azure」に接続してさまざまな機能やサービスが利用可能で、軽量化されている。「Snapdragon 850」に加え、カスタムAIホログラフィックコプロセッサをオンボードに搭載。AIモデルがホログラフィックプロセッサに実装されており、それによって、ホログラムと相互に作用するためのユーザーの手の動きや視線を追跡する。
HoloLens 2には、3つの価格オプションが用意されている。デバイス1台あたり3500ドル(約38万3000円)または月額99ドル(約1万1000円)の「HoloLens 2 Development Edition」、同3500ドルの「HoloLens 2(デバイスのみ)」、そして1ユーザーあたり月額125ドル(約1万4000円)の「HoloLens 2 with Remote Assist」(「Dynamics 365 Remote Assist」がプリロードされたサブスクリプション版)だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス