9月23日~9月29日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Appleは9月28日、福岡の直営店をリニューアルし「Apple 福岡」としてオープンさせた。旧店舗の営業は前日に終了した。新店舗も、京都、丸ノ内といった新店舗や、渋谷、表参道のリニューアルと同様に、新世代のスタイルを踏襲されており、伸びやかに伸びるキャノピーから天井にかけては木材を用いられている。
Appleは過去18カ月で3つの店舗を新たに日本にオープンした。また改装も進行しており、今回の拡大移転と、日本国内における直営店の展開に力を入れ直しているところだ。米国のように都市であればクルマで30分圏内にストアを配置、というほどの店舗数ではないが、家電量販店の一角に専用コーナーを配置するスタイルも継続している。デバイスに触れるだけでなく、デバイス活用を学ぶ場としての役割をより重視するようになっている。
もう1つ考えられるのは、iPhoneを販売する拠点としての重要性だ。Appleはこれまで、携帯電話会社を通じたiPhoneのセールスを基本としてきた。しかしラインアップしているすべての端末が現役として製造されている「非在庫端末」であるiPhoneは2万円以上の端末値引きが適用されず、ユーザーにAppleが直接販売していかなければならない状況が生み出されている。
他方、米国では、iPhoneの下取りによる値引きによって、直営店でのiPhone販売が持ち直してきた経緯があり、日本でも同様の施策に持ち込めるかどうかに注目だ。
アップル、「Apple 福岡」を9月28日10時にオープン--恒例のプレゼントはトートバッグ(09/27) アップル、直営店「Apple 福岡」オープン--約600人が詰めかけ、ハイタッチで入場(09/28)iPhone 11シリーズのカメラアプリの「写真」モードには3つの撮影パターンがあり、現段階で提供されていないDeepFusion以外の、SmartHDRとナイトモードの2つのモードを自動的に切り替えて撮影できる。
今回SmartHDRとナイトモードの2つが試されているが、前者はこれまでのっぺりと塗られたような仕上がりになっていた自動車のボディにツヤがあることが分かるようになったし、後者は単なる真っ黒い写真になってしまっていた夜の風景に何があるのか、星も含めて描き出される。
iPhone 11のカメラは、単純に、撮影できる情報量が増えたという印象がある。これまでの写真に再現されなかったディテールや被写体そのものが写るようになったからだ。
個人的には、iPhone 11 Proのカメラでポートレートモードの自由度が高まった点が気に入っている。2018年、これまでの望遠でのポートレートモード撮影できるiPhone XSと広角でもポートレートが取れるiPhone XRとでかなり迷って前者を選んだ経緯があった。
iPhone 11 Proでは、iPhone 11同様、広角カメラと超広角カメラの2つを用いた広角ポートレートにも対応するようになった。カメラに少しでもこだわりがある人は、iPhone 11 Proのカメラの楽しみ方を見つけることができるのではないだろうか。
「iPhone 11 Pro」最新カメラの実力は?--「iPhone XS」と撮り比べ(前編)(09/27)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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