不動産のクラウドファンディング「FUELオンラインファンド」を展開するクラウド・インベストメントは8月28日、シーアールイーグループとの資本業務提携を発表した。
クラウド・インベストメントは、クラウドファンディング事業のほか、システム開発やウェブサイトの運営などを手掛けるスタートアップ。2016年10月に創業した。
シーアールイーグループとの業務提携では、シーアールイーとその子会社であるストラテジック・パートナーズとの間で実施。ストラテジック・パートナーズから出資を受けるほか、FUELオンラインファンドをシーアールイーグループが活用し、シーアールイーグループが案件のソーシングや管理等を、クラウド・インベストメントが投資家募集、管理業務等を行い、両者が共同してクラウドファンディング事業を推進していくとしている。
あわせて、PropTech特化型のベンチャーキャピタルとして、6月に設立したデジタルベースキャピタルからの資金調達も実施した。デジタルベースキャピタル 代表取締役の桜井駿氏は「投資家の裾野を広げ、健全な不動産投資市場を整備、構築することは不動産業界のみならず我が国の経済を発展させる上で大変重要であると考えている。FUELオンラインファンドに取り組むクラウド・インベストメントは、不動産・金融分野の経験豊かなプロフェッショナルでチームを構成しており、大変期待している」とコメントしている。
クラウド・インベストメントは、5月28日に、ソニーフィナンシャルベンチャーズが資金を拠出し、グローバル・ブレインが運営する「SFV・GB投資事業有限責任組合(SFV・GBファンド)」からも資金調達を実施している。
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