過去のPixelスマートフォンと同様、Pixel 4シリーズはAndroidの最新OSを搭載する最初のスマートフォンの1つ(最初かつ唯一のスマートフォンにはならないかもしれない)になるだろう。GoogleはOSの名前をアルファベット順に付けていたため、次期アップデートは、正式名称が発表されるまで、仮にAndroid Qと呼ばれていた。まだリリースされていないが、報道によると、このOSには、システム全体のダークモード、プライバシーに配慮した新機能、顔認識機能の改善、セキュリティの強化が含まれるという。
9to5Googleによると、「OnePlus 7」や「Razer Phone 2」に続いて、Pixel 4にも90Hzディスプレイが搭載される可能性があるという。つまり、ほとんどのスマートフォンのリフレッシュレートは60fps(言い換えると、1秒間に60回、ディスプレイが書き換えられる)だが、Pixel 4は90fpsで更新される。
われわれは、90Hzディスプレイを搭載するスマートフォンをレビューした経験から、ウェブページやアプリのスクロールなどがより滑らかに感じられるようになると断言できる。この機能が本当にPixel 4に搭載されたら、素晴らしいことだ。
従来のPixel XLは背面カメラを1つだけ搭載していたが、SlashLeaksに投稿されたリーク写真(またしても)は、Pixel 4 XLに2つの背面カメラが搭載される可能性を示している。Googleは例によって、ポートレート写真など、ほかのスマートフォンが複数の背面カメラを使って成し遂げることを、カメラソフトウェアで実現してきたので、同社がもう1つの背面カメラを追加する可能性があるのは、興味深いことだ。そのリーク写真には、パンチホール型のディスプレイも写っている。
Pixel 4には、使用可能な2つの電話回線を切り替えられる機能が搭載される可能性がある。これは、過去のPixel 2とPixel 3(そして、それぞれの大型モデルであるPixel 2 XLとPixel 3 XL)からのアップデートとなる機能だ。それらのスマートフォンは、標準のSIMカードスロットとeSIMを備えている。ユーザーは端末に2つの番号を設定できるが、1つの回線でのみ、通話やテキストのやりとり、データの使用が可能だった。その間、もう1つの回線は無効化されていた。言い換えると、同時に1つのSIMしか有効化できなかった。
だが、うわさが本当なら、Pixel 4では、2つのアクティブなSIMを使用できるようになる。ただし、どちらかのSIMを使って通話またはテキストのやりとりをしている場合、その間、別の回線で電話に出たり、テキストをやりとりしたりすることはできない。これは、新しいiPhoneやそのほかのAndroidスマートフォンの仕様と似ている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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