Googleは、「Pixel 4」の背面の外観を既に公開している。そして今回、この次期スマートフォンの機能をもう少し明らかにした。例えば、ハンズフリーのジェスチャ―操作や、Appleの「FaceID」に似た顔認証によるロック解除機能だ。同社は、「(Don't) hold the phone: new features coming to Pixel 4」という新しいYouTube動画で、同社のレーダー技術「Soli」を使って端末を操作するための、新しいジェスチャーベースの操作の様子を先行公開した。動画の中では、手のスワイプ操作で曲送りをする様子が示されているが、他にどのような使用方法を同社が想定しているのかはまだわからない。
Googleは付随するブログ記事で、端末の前面にはうわさどおり、端末にSoliセンサーを搭載するためのスペースとして上部ベゼルがあることも認めた。Pixel 4には、前面カメラも1基搭載される予定だ。
Soliに加えてPixel 4には、Appleが「iPhone」で採用する「Face ID」に似た、ドットプロジェクターと赤外線センサー顔認証によるロック解除機能が搭載される予定だ。Googleによると、Soliとの組み合わせによってPixel 4は、ユーザーが端末を取り上げたときに「先を見越して顔認証ロック解除センサーを起動」させることができ、また、顔認証ロック解除は「ほぼすべての向き、上下逆さまに端末を持つ場合でも」機能するという。
端末のロック解除以外にも、決済やアプリへのログインにこの機能が使用できる見込みだ。
Googleによると、Soliと顔認証データは端末上で処理され、使用する画像が「Googleの他のサービスに保存または共有されることは決してない」という。同社は、すべての顔データを端末のセキュリティチップ「Titan M」に格納して、プライバシーと安全を確保するともしている。
Googleはこれまで、最新Pixelシリーズを10月に発表してきたが、この時点でこれだけ多くの情報を公開していることから、発表される頃にはPixel 4のすべてが知り尽くされた状態になっているかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス