Disneyのストリーミングサービス「Disney+」は、開始までまだ3カ月あるが、すでにNetflixとは対照的な姿を現し始めている。Disney+の月額6.99ドル(約740円)のサブスクリプションには、4本の同時ストリーム、4K、UHD、High Dynamic Range(HDR)画質の動画、最大7人のユーザープロフィールが含まれ、これらすべてを追加料金なしで利用できる(さらに、お気に入りのDisneyキャラクターを選んで、プロフィールのアバターにできる)。
米CNETが取材した複数の幹部によると、Disneyは、一度に1シーズン全体を配信するのではなく、オリジナルシリーズの新エピソードを毎週公開するという。幹部らは、カリフォルニア州アナハイムで開催されたDisneyのファン向け隔年コンベンション「D23 Expo」で、Disney+のライブデモを行い、米CNETの取材に応じた。
Disneyによると、パスワード共有による不正利用が行われないよう監視するというが、ストリーミングサービス担当プレジデントのMichael Paull氏は、不正なパスワード共有に対する措置について、現時点で明かせる計画はないと語った。
「われわれは、家族全員のためのプロダクトだと認識しており、家族全員が同時にプロダクトを利用できるようにしたい」(同氏)
Disney+のデモではまた、ペアレンタルコントロールのより詳細な概要も示された。このストリーミングサービスには、7歳以下の子供を対象とした「キッズモード」がある。このモードはインターフェースがよりカラフルで、アイコンも大きく、文字が少なく、画像が多めになっている。
ただし開始時、Disney+は若いユーザーがキッズモードのプロフィールを標準のインターフェースに切り替えられないようにするPINプロテクションを備えていない。DisneyはPINベースのペアレンタルコントロールを計画しており、Paull氏はDisney+の最も対象年齢が高いコンテンツはPG-13(13歳未満の利用には保護者の同意が必要)のレーティングになると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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