Googleは今週、偽情報対策の一環として210のYouTubeチャンネルを無効にした。それらのチャンネルは、いまだ続いている香港の民主化デモに関連する「組織的な影響工作」だと、Googleは米国時間8月22日付けのブログ投稿で述べている。
この決定が下される前の19日、Twitterは香港の抗議活動の弱体化を図るものを含めて、香港における政治的不和を植え付けることを目的とした中国からの936件のアカウントを停止したことを明らかにした。Facebookも同日、Twitterからの情報提供を受けて、中国政府に関連する人物に紐づけられた5件のFacebookアカウント、7件のページ、3件のグループを削除したと発表した。
Googleは、それらのYouTubeチャンネルが「組織的な行動をとり、香港でいまも続いている抗議活動に関連する動画をアップロードした」ことを発見し、今週それらを無効にしたと述べた。また、それらのチャンネルが仮想プライベートネットワーク(VPN)などの手段を使ってアカウントの出所を偽っていたことも明らかになった。
「この発見は、FacebookやTwitterが発表した最近の中国関連の監視や活動と一致していた」とGoogleは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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