野村不動産アーバンネットは8月22日、投資、事業用の不動産流通事業において、リマールエステートが提供する、不動産売買支援クラウドサービス「Kimar(キマール)」を、一部店舗で試験導入したと発表した。
野村不動産によると、これまでの投資、事業用不動産流通事業では、売却物件情報の多くは、営業担当が顧客に対して、メールや電話、FAX、訪問などで紹介をするのが一般的であり、物件情報を紹介できる顧客数や、紹介に要する時間に課題があったという。
Kimarは、不動産売買にかかる業務を効率化するとともに、売却物件情報と購入希望顧客情報を一元管理できる、不動産売買の業務支援サービス。メールではなく、クラウド経由で迅速に物件情報のやり取りが可能だ。
今回、Kimarの導入により、物件の詳細情報をより多くの顧客に、瞬時に提供することが可能となる。さらに、顧客ごとに紹介した物件と、検討結果をデータとして蓄積することで、今後Kimarに実装予定の、AIを用いたレコメンドシステムにおいて、よりスピーディーな不動産情報の提供を目指す。
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