Microsoftが「Windows」の新バージョンを発売するのは大きなニュースだ。だが同社は米国時間7月1日、「Windows 1.0」を発表するティーザー動画を公開した。この発表が人々を大いに困惑させたことは間違いない。
MicrosoftはTwitterとInstagramに、「新たな」OSであるWindows 1.0についての13秒の動画を投稿した。この80年代風の動画では、Windowsのこれまでのバージョンのロゴが次々と表示され、Windows 1.0のオリジナルロゴが最後を締めくくる。
Introducing the all-new Windows 1.0, with MS-Dos Executive, Clock, and more!! pic.twitter.com/guU4QxwsGG
— Windows (@Windows) 2019年7月1日
「『MS-Dos Executive』や『Clock』を搭載した全く新しいWindows 1.0を発表する」とMicrosoftはツイートした。
Microsoftはコメントを控えた。だが動画自体とその公開日から、7月4日からシーズン3の配信が始まるNetflixのドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』とのタイアップである可能性がうかがえる。
Microsoftが初めてOSにグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を採用したWindows1.0は1985年11月20日に発売されたが、ドラマのシーズン3も1985年が舞台となっている。Microsoftの動画には、80年代を連想させる独特なグラフィクスと音楽が使われている。
Microsoftは後に、「It's going to be totally tubular!」(これは本当に最高のものになる!)と新たにツイートした。
このティーザー動画は話題を集めている。本稿公開時点で、Twitterでは42万回以上、Instagramでは26万回以上再生されている。
これが『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン3とのタイアップだとしても、新シーズンの配信に合わせて80年代をよみがえらせた企業はMicrosoftが初めてではない。Nikeは80年代に流行していたスニーカー3種の復刻版を、自転車メーカーのSchwinnはドラマの登場人物が使用している自転車のレプリカをそれぞれ発売した。さらにCoca-Colaも80年代のリバイバルを行い、ドラマとのタイアップとして1985年に同社が発売した「New Coke」を今夏に限定販売する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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