テレビ朝日ら5社、デジタル動画広告配信を手がける合弁会社を設立

 Supershipホールディングス、テレビ朝日、サイバーエージェント、電通、博報堂DYメディアパートナーズは5月14日、デジタル動画広告配信事業を展開する合弁会社を5月24日に設立することで合意したと発表した。

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 合弁会社の設立目的について5社は、拡大する動画広告市場での収益機会を獲得するためとしており、動画広告を配信する広告配信プラットフォームを構築・運用するという。会社名については後日公表予定。

 資本金は4億円。持株比率は、テレビ朝日が54%、Supershipホールディングスが20%、サイバーエージェントが10%、電通と博報堂DYメディアパートナーズがそれぞれ8.00%。なお、合弁会社はテレビ朝日の連結子会社となり、国内の放送局が自前のデジタル動画広告配信プラットフォームを本格的に構築・運用するのは初としている。

 テレビ朝日とサイバーエージェントはメディアビジネスで培った資産・知見を持ち寄り、Supershipホールディングスはグループが有する卓越したテクノロジーとDMPを提供。電通と博報堂DYメディアパートナーズは広告のセールス面で支援する。

 合弁会社は当初、テレビ朝日の無料広告型見逃し配信サービス「テレ朝キャッチアップ」の広告枠と、サイバーエージェントとテレビ朝日が共同運営する「AbemaTV」の一部広告枠で配信を手掛けるが、他のデジタルメディアなどにもプラットフォームの利用を積極的に呼び掛けていく予定だとしている。

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