支払期限に間に合わなかった場合は
支払期限に間に合わなかった場合でも、Appleが追加の罰金を科すことはない(例えば、支払金額に25ドルの罰金が追加されるというようなことはない)。ただし、既存の残高に利子が蓄積していく。
Apple Cardは安全なのか
Appleは主に以下の4つの方法で、Apple Cardの安全性を維持していることを強調した。
- カード番号:Appleは各デバイスで一意のカード番号を作成する。この番号はiPhoneのセキュリティチップである「Secure Element」で保管される。決済のたびにダイナミックセキュリティコードが生成され、利用者は「Touch ID」か「Face ID」のいずれかを通して、それぞれの決済を生体認証する。Appleによると、iPhoneを誰かに盗まれても、Apple Cardを使われる心配はないという。
- クラウドではなくデバイス:Appleは利用者の購入品目や購入場所、購入金額を追跡しない。あらゆる追跡はAppleのサーバではなく、デバイス上で実行される。
- 利用者のデータが売られることはない:Apple Pay担当バイスプレジデントのJennifer Bailey氏は、「Goldman Sachsがマーケティングや広告のために、利用者のデータを共有したり売ったりすることは決してない」と述べている。
- ほぼ何も書かれていない物理カード:物理的なAppleカードを使用すれば、自分の名前は刻まれているが、カード番号もCVVも有効期限も署名もないことに気づくはずだ。それらの情報が必要なら、Walletアプリにアクセスすればいい。これは、他者がカードを盗み見したり、カードそのものを盗んだりして、セキュリティ詐欺に必要な情報を窃取するのを防ぐためと思われる。
物理的なApple Cardを紛失した場合、新しいカードを注文できるか
できる。カードを紛失したり、盗まれたりした場合は、Walletアプリを使用してカードを凍結し、新しいカードを注文することが可能だ。
Apple Cardの今後の予定は
具体的な提供開始日、隠れ費用、信用スコアの低い人や信用スコアのない人へのApple Cardの対応など、多くの詳細がまだ判明していない。Appleは間違いなく今後数カ月以内に、より多くの情報を発表するはずだ。われわれにできるのは、さらなる詳細が明かされるのを期待することだけだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。