Googleは、プライバシーに関するバグを調査する間、一時的に「Googleフォト」の「Android TV」への共有を無効にした。
この問題はTwitterユーザーのprashanthさんが発見したもので、大量のユーザーアカウントのリストが他のユーザーに見えるようになっていたと、Android Policeが米国時間3月4日に報じた。Googleは5日、この問題を調査する間、同機能を無効にしたことを認めた。
Googleの広報担当者は電子メールで次のようにコメントした。「当社はユーザーのプライバシーをきわめて真摯に考慮している。このバグを調査する間、『Googleアシスタント』を介して写真をリモートキャストする機能や、Android TVデバイス上でGoogleフォトの写真を表示できる機能を無効にした」
prashanthさんは、Android TV対応のVu製テレビ上で「Google Home」アプリを通じて、リンクされたアカウントにアクセスしようとしたという。別のTwitterユーザーAarjith Nandakumarさんも、Android TV対応のiFFalcon製テレビでこの問題を再現できたとしている。VuとiFFalconにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。
バグが修正されるまで、Android TV上では、Googleフォトのアルバムをスクリーンセーバーに設定したり、Googleアシスタントを使って写真を見たりすることができない状態が続くとみられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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