AppleとQualcommは米国時間3月4日、Qualcommの本社があるカリフォルニア州サンディエゴで、特許とライセンス契約をめぐる法廷闘争の最新の戦いを開始した。
携帯端末業界の多くのメーカーにチップとモデムを供給するQualcommによると、Appleは人気の高い「iPhone」のいくつかのバージョンで、Qualcommの特許3件を侵害したという。Qualcommは損害賠償を求めて提訴したが、その金額はまだ明らかにされていない。
今回の訴訟の争点は、QualcommがAppleに侵害されたと主張する3件の特許だ。具体的には、電源を入れた後、スマートフォンが瞬時にインターネットに接続することを可能にする特許、グラフィック処理とバッテリ持続時間に関連する特許、そして、アプリプロセッサとモデムの間のトラフィックを整理することで、スマートフォン上のアプリがデータをより簡単にダウンロードすることを可能にする特許だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」