アジャイルメディア・ネットワークは2月28日、海外進出したい日本企業や、逆に日本進出したい海外企業の商品を、ECモール上でテスト販売できるマーケティングプラットフォーム「CATAPULT(カタパルト)」の提供を開始した。市場導入時の販売とクチコミによるプロモーションを成果報酬型で支援する。
CATAPULTの出店企業は、無料で商品を掲載できるため、テストマーケティングのコストを大幅に削減できるとしている。また、仕入れ側の流通小売は、市場導入前に販売量による注目度を事前に把握することが可能。
第1弾の取り組みとして、台湾メーカーの日本向けテスト販売を実施する。台湾には、国際的なデザイン賞においてアジアトップの受賞数を誇り、デザイン性の高い製品を製造するメーカーが数多く存在するという。今回のテスト販売にあたり、台湾最大のデザイン展示会「台湾文博会」を運営する台湾デザインセンターと提携。台湾製品の日本市場進出を支援する販売コンテスト「台日登竜門」を開催する。
台日登竜門では、台湾での販売パートナーとして、台湾Ontooが運営するクラウドファンディングサービス「flyingV」と業務提携することで、台湾ユーザーへの販売を推進する。また、4月24〜28日まで開催される「台湾文博会2019」に特設ブースを展開し、コンテスト参加製品の魅力を直接伝える場を設ける。なお、2月28日時点ですでに100製品超がコンテストにエントリーしているという。
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