Appleの共同創業者のSteve Jobs氏が生きていれば、2019年2月24日で64歳になっていただろう。同氏の誕生日を祝して、Appleの最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏が故Jobs氏への賛辞をツイートした。
Apple Parkにある池を映した短い動画を含むツイートで、Cook氏は、このAppleの新本社の至る所にJobs氏の「ビジョンが反映されている」と述べた。
Cook氏はさらにツイートで、「彼はきっとここを気に入っただろう。彼が夢見たこの場所は、Appleの未来の革新的な発明の本拠地であり発想の源だ。私たちは彼の64回目の誕生日のこの日、彼がいないことを寂しく思う。毎日そう思っている」と述べた。
Steve’s vision is reflected all around us at Apple Park. He would have loved it here, in this place he dreamed up — the home and inspiration for Apple’s future innovations. We miss him today on his 64th birthday, and every day. pic.twitter.com/yRrTiA1iyz
— Tim Cook (@tim_cook) 2019年2月24日
新社屋の建設はJobs氏の遺志だった。同氏は2011年11月に亡くなる数カ月前、病を押し、クパチーノ市議会で新社屋の建設計画について1人でプレゼンテーションを行った。この計画はそれから2年後、同市議会で満場一致で承認された。
2017年にオープンしたこの新社屋のキャンパスには複数の建物がある。その中で最も目を引くのが、非公式に「宇宙船」と呼ばれる、280万平方フィート(約26万平方メートル)に及ぶリング状の建物だ。この4階建ての建物には曲面ガラスパネルや特注のアルミニウム製ドアハンドルが採用されており、屋根には世界最大級のソーラーパネルが設置されている。1万2000人以上の従業員にとっての新たな本拠地で、クパチーノで働くApple従業員の多くを収容している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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