レジデンストーキョーは2月25日、家具、インテリア、家電のサブスクリプションサービスを提供するクラスと提携し、サブスクリプション型の住宅事業に本格参入すると発表した。
今回の提携により、ユーザーは家具の購入、配送コストから解放されるほか、レジデンストーキョーがこれまで行ってきた敷金、礼金、仲介手数料の無料化や保証人制度の廃止などと組み合わせることで初期費用の削減が可能。必要期間に応じた料金だけで住宅を機動的に利用できるサブスクリプションモデルを実現できるとしている。
レジデンストーキョーは、2015年に創業。従来型のマンスリーマンションの機能に、マルチリンガル対応やバーチャルコンシェルジュなどの、充実したホスピタリティを付加したサービスを提供し、海外からの中長期滞在者向けに家具付き賃貸住宅を都内約600室で展開、全国約5000室のネットワークを構築している。
今回の業務提携によるサービスの第1弾物件を3月中旬にオープン予定としているほか、第2弾物件を6月末に竣工を予定。サブスクリプション住宅を月額固定料金10万円台から提供する計画。今後は、スポーツ&ウェルネス環境の整備、家具のサブスクリプションサービス、生活インフラのセットアップ支援を含めたさまざまなベネフィットなど、入居者のライフスタイルに寄り添ったサブスクリプションサービスを、サブスクリプション住宅の付加価値として拡充していくという。
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