レジデンストーキョーは9月14日、東京電力フロンティアパートナーズ、エボラブルアジア、BEENOS、および複数の事業会社を引受先とする、総額2億3000万円の第三者割当増資の実施を発表した。
調達資金は、グローバルな人材移動に対応した滞在型宿泊施設の企画・開発・運営、マンスリーマンション事業の再ブランディング化、およびシステム投資を行い、今回引受先となる事業会社との連携を通じて、事業の拡大を図るとしている。
レジデンストーキョーは、マルチリンガルスタッフ常駐や、敷金礼金保証人システムの廃止、電子テンキー導入による24時間セルフチェックイン・アウト対応など、外国人就労者や留学生でも利用が可能なマンスリーマンション事業を展開している。
東京電力フロンティアパートナーズは、東京電力エナジーパートナーの新サービス開拓を目的とした、コーポレートベンチャーキャピタル。レジデンストーキョーは今後、東京電力エナジーパートナーと連携し、東京電力グループの保有する土地建物の有効活用提案に加え、スマートホーム技術やシェアリングビジネスを活用した家庭向けサービスの開発、空き家問題などに取り組む。
エボラブルアジアは、オンライン旅行代理店を展開。同社とレジデンストーキョーは、ビジネストラベルマネジメント分野でのマンスリーマンションの利用について業務提携しており、今後は民泊をはじめとする滞在型宿泊マーケットの拡大に取り組む。
BEENOSは、越境ECを手掛けるほか、インバウンド領域における事業会社に対して、複数の投資実績がある。レジデンストーキョーは、BEENOSおよび投資先企業とインバウンド領域において連携し、事業の拡大を図る。
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