Candee、ライブコマース「Live Shop!」の法人利用を無償化--アパレル以外の参入も促す

 Candeeは1月29日、ソーシャルライブコマース「Live Shop!」の法人向けアカウント利用料を2月1日より無料にすると発表した。

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法人アカウントの無償化を発表

 Live Shop! は、2018年9月よりアパレルやコスメティック、アクセサリー業界などを中心に法人向けアカウントを開放。ライブでコミュニケーションをとりながら商品を購入できるという新しい買い物体験を提供してきた。また、電化製品や食品などさまざまな商材を扱った企業のアカウント開設にも対応。今回、法人向けアカウント(基本プラン)の利用料を月額税別20万円から無料に変更する。

 また、配信可能時間も月6時間から20時間へと拡大(時間予約制で、同時間の配信は4配信まで。月2回以上の配信必須)。先行販売、抽選販売、セール販売、特典付き販売など、ライブ配信ならではの販売方法にも対応する。ライブ配信した動画は、外部サイトへの埋め込みにも対応しており、一度配信した動画を自社ECサイトに掲載してコンテンツ化することも可能だ。

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専用の機材なしに、スマートフォンのアプリのみで配信が可能
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視聴者への質問など、双方向のやり取りが可能

 これまで、アパレルやコスメなど10~20代の女性を中心に盛り上がりを見せているライブコマースだが、ECの写真だけでは確認できないアイテムの細かなところまでリアルタイムで質問できるほか、アイテムだけでなく出演者にファンがつくことでインフルエンサーとなり、ファンによる継続的な購買につなげやすいといった特徴がある。

 同社では、Live Shop!の法人アカウント無償化をきっかけに、アパレルやコスメ以外の日用品や家電といった他のジャンルにもライブコマースならではの購買体験を広げたい狙いだ。なお、現在Live Shop!内での販売には手数料として15%が必要となるが、こちらはアカウント無償化後も変更はないとしている。

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