Appleは今週、自動運転車プログラム「Project Titan」に携わっていた従業員200人以上を解雇したという。CNBCが米国時間1月24日報じた。
CNBCは匿名情報筋の話として、秘密裏に進められているこのプログラムは新しい責任者の統括下にあり、社内では今回の解雇について、予想されている再編の一環だと捉えられていると報じた。一部の従業員は、Appleの別の部門に異動になるという。
Titanチームの責任者の1人はDoug Field氏だとされる。同氏は2018年夏にAppleに復帰し、Project Titanを率いるBob Mansfield氏とともにこのプロジェクトに従事すると報じられていた。Field氏は、Elon Musk氏の電気自動車企業Teslaで「Tesla Model 3」の製造などを統括していた。
Appleの広報担当者はCNBCに対し、解雇について認めたが、Appleはやはり「自動運転システムには非常に大きなチャンスがある」と考えていると述べた。
Appleは電子メールでCNBCの報道を認めたが、それ以上のコメントは控えた。
1月に入りVolkswagenが、Project Titanに従事していたAlexander Hitzinger氏を採用したとの報道があった。同氏は、商用車部門および自動運転車とMaaS(Mobility as a Service)プログラムにおける技術開発を率いるとされていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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