Appleが自動運転車の開発を考えていることは、過去の報道からも明らかだ。そして、先頃公開されたAppleの特許のおかげで、それに何が伴うのかが明らかになってきた。
Patently Appleが見つけたこの特許によると、Appleは、自動運転車が事前にルートを計算し、走行中の個々の動作を前もって周囲のドライバーや歩行者に伝えることを構想しているようだ。同社が「Countdown Indicator」と名付けた技術は、自動運転車が操作を実行するまでの秒数をカウントダウンするというものだ。
特許取得済みのアイデアが実際のApple製品に採用される保証はないが(最初にこの特許が出願されたのは2016年9月のことだ)、この特許を見ると、未来の自動運転車をうまく機能させる方法について、Appleがどのように考えているのかが分かる。
自動運転車の潜在的な問題の1つは、自動運転車を実際に信頼してもらうことだが、自動車が何をするのかを事前に知ることができれば、人々の不安も和らぐかもしれない。操作実行までの数秒をカウントダウンすることで、人々は何がいつ起きるのかを大体把握することができる。
Appleの特許の全文は、米国特許商標庁(USPTO)のウェブサイトで公開されている。
Appleにコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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