まだ「Windows 7」を使っているユーザーは、アップグレードを考える時期かもしれない。
今から1年後の2020年1月14日に、MicrosoftはWindows 7のサポートを終了する。以降はアップデートやセキュリティ修正は提供されない。
「テクノロジにおいて、変化やアップグレードは不可避だ」と、同社「Microsoft 365」担当コーポレートバイスプレジデントのBrad Anderson氏はブログで述べた。「Microsoft 365によって組織を最新のデスクトップ環境に移行させるための行動を起こすには、今がベストなタイミングだ」(同氏)
Microsoftは有料サポートを受けているビジネスユーザーには2023年1月を期限としてWindows 7のセキュリティアップデートを提供するが、その他のユーザーへの提供は終了する。
Windows 7は2009年にリリースされ、今なお最も広く利用されているデスクトップOSの1つだ。NetMarketShareによると、2018年12月に「Windows 10」の市場シェアがようやくWindows 7を上回り、調査対象となったマシンがWindows 10を利用していた割合は39.2%、Windows 7は36.9%だったという。
Microsoftは2012年に、個人ユーザー向けWindows 7の全エディションのサポートを5年間延長すると決定していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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