Googleは、「Chromecast Audio」をもう製造していない。Varietyの記事を受け、その報道が事実であることをGoogleが米CNETに対して認めた。Googleの広報担当者は米CNETに対し、次のように述べた。
「当社の製品ポートフォリオは絶えず進化しており、今はオーディオを楽しむためのさまざまな製品が提供されている。そのため、Chromecast Audio製品の製造を終了した。Chromecast Audioのサポートは続行する予定なので、ユーザーは引き続き、音楽やポッドキャストなどを楽しむことができる」
Chromecast Audioは、一般的なスピーカに接続して、Wi-Fi接続やオーディオをストリームする機能を追加することのできるドングルだ。外観も機能も標準的な「Google Chromecast」に非常によく似ているが、HDMIではなくAUX端子用コードで接続し、オーディオのみをストリームする点が異なる。
Chromecast Audioが最初に発表されたのは2015年のことだ。Googleはそれ以降、「Google Home」「Google Home Mini」「Google Home Max」「Google Home Hub」など、さまざまなスマートスピーカを発売している。
Chromecast Audioは現在、Googleのウェブサイトで4980円で購入可能だ。しかし、製造は終了しているため、在庫がなくなり次第、永遠に姿を消す可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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