Googleの非正規社員らは米国時間12月5日、同社の最高経営責任者(CEO)を務めるSundar Pichai氏に対し、賃上げと、正社員と同等の福利厚生を要求した。
この要求は、同社で3つの単語の頭文字を取ってTVCと呼ばれる、臨時社員(Temporary)、業者出向社員(Vendor)、契約社員(Contractors)から、Pichai氏への公開書簡という形で公表された。
書簡には、以下のような文面がある。「われわれはマーケティングからエンジニアチームの運営まで、重要な仕事を担い、あなたをはじめとするGoogleのスタッフを養っているが、同等の福利厚生や正当な評価を受けていない」
Googleにコメントを求めたが、現時点で回答はない。
賃上げと福利厚生に加えて、この書簡を送付したグループは、同社が正社員には与えているが、臨時社員には与えていない情報へのアクセス権も要求した。
たとえば、4月にYouTubeの本社敷地内で銃撃事件が起きた際も、正社員はリアルタイムで最新情報を受け取れたが、TVCには必要な情報がまったく伝わってこなかったと、書簡は指摘している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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