従業員の多様性に関して言えば、この1年間、Googleで大きな変化はなかった。
Googleは全従業員の構成を明らかにする年次多様性報告書を発表した。女性従業員の割合は0.1ポイントだけ増加して30.9%に達した。アジア系従業員の割合は1.6ポイント拡大して36.3%。アフリカ系とラテンアメリカ系の従業員数はそれぞれ0.1ポイント増加し、2.5%と3.6%に達した。
Googleで多様性と一体性の最高責任者を務めるDanielle Brown氏は、「Googleの全従業員に関するデータが示しているのは、よりよい結果を求めるなら、自社のアプローチを進化させる必要があるということだ。そのため、今後は多様性と一体性のオーナーシップがGoogleの経営陣とPeople Operations、Google社員の間で共有される。当社の戦略が全ての答えを提供するわけではないが、われわれが答えを見つける助けにはなると考えている」と報告書の中で述べた。
多様性はGoogleにとって、継続的な問題となっている。6月上旬に開催されたAlphabetと株主の年次会合では、従業員が多様性の問題に関して、同社の経営陣に公然と抗議した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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