Googleは米国時間11月22日、欧州連合(EU)で2019年春に実施される欧州議会選挙を前に、政治広告に関して透明性を向上するためのツールを導入することを明らかにした。
Googleは、EUの選挙委員会のデータを使って有権者に投票について知らせるとともに、すべての選挙広告について誰が費用を支払ったのかを明確にするよう求めていく。同社のEUパブリックポリシーディレクター、Lie Junius氏はブログ記事でそのように説明した。
またGoogleは、広告主に対し、政治広告を出稿する前に認証を受けるよう求める。広告主はほかにも、政党登録文書またはEU域内の身分証明書を提出することも求められるとBloombergは報じている。
Googleは、EU向けの選挙広告透明性レポートおよび検索可能な広告ライブラリも提供する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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