ASUSは11月16日、SIMフリーゲーミングスマートフォン「ROG Phone(ZS600KL)」を11月23日に国内発売すると発表した。価格は税別で11万9500円。11月16日から予約を開始する。
このROG Phoneは、6月のCOMPUTEX TAIPEI 2018で発表されたゲーミング特化のスマートフォン。プロセッサはSnapdragon 845だが、2.96GHzで動作するオーバークロック仕様。8Gバイトメモリ、512Gバイトストレージ、4000mAhのバッテリを搭載。ディスプレイは6インチ有機ELで、解像度2160×1080ドット。リフレッシュレートは90Hzで、応答速度は1ms。動きの速いゲームでも残像感のない表示を可能としている。また、HDRにも対応し映像表現にも長けた性能を持つ。サウンドは、デュアルスマートアップにデュアルフロントスピーカを搭載。ハイレゾなどにも対応している。
本体はアルミ削り出し。銅製ヒートスプレッダやカーボン冷却パッドなど本体自体に高い放熱性能を備えているほか、背面に取り付けられる外付けのファンも同梱される。また、操作性と利便性向上を目的に、本体側面には超音波センサ「AirTrigger」も搭載。本体を横向きにしてゲームをプレイする際、人差し指が当たる部分でタッチ操作できるよう、操作を割り当てることもできる。USB Type-Cポートは本体下部だけではなく側面にも搭載。横持ちでのゲームプレイ時に、充電ケーブルやコネクタが手に干渉しにくいようになっている。
ハードウェアだけではなく、ゲームに特化したさまざまな機能も搭載。ゲーム専用動作モード「Xモード」では、バックグランドのメモリ開放やプレイするゲームアプリ以外のバッテリやメモリ消費を防止することが可能。管理アプリ「Game Center」では、背面のROGロゴを好きな色設定して点灯できる機能や、外付けファンの回転数、本体温度の情報表示など、本体のさまざまな設定が行える。このほか、ゲーム中の通知や電話の着信のオンオフを設定し、ゲームに集中する環境も整えることができる。
このほか、ゲームコントローラやインターフェース拡張アダプタなど、6つの周辺機器も同日に発売する。
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