Googleは米国時間11月8日、セクハラ問題に対する同社の対応方法を変更すると述べた。透明性を高め、新しい報告手段を設け、嫌がらせや暴力を受けたとする個々の主張に対して、仲裁を受けるかどうかを選択できるようにするという。
最高経営責任者(CEO)のSundar Pichai氏は従業員らに宛てた書簡の中で、セクハラ問題に対する同社のこれまでの対応を謝罪し、改善に向けた「包括的な行動計画」を発表した。
Pichai氏は、「あらゆる問題についてこれまで常に正しかったわけではなかったことを認識しており、大変申し訳なく思う」とし、「変える必要があることは明らかだ」と述べている。
この問題は、同社に激震をもたらした。世界中の従業員が11月1日、特に幹部クラスによるセクハラ問題に対する同社の対応に抗議して、ストライキを実施した。
その前週には、The New York Times(NYT)がGoogleにおけるセクハラ問題に関する衝撃的な調査レポートについて報じていた。
Googleは、Pichai氏の書簡の内容以外にコメントすることはないと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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