KDDI、モノの残量が減ると自動発注してくれるIoTサービス「マットセンサー」を提供

 KDDIは10月15日、モノの在庫や残量を管理できる法人向けのIoTサービス「KDDI IoTクラウド 〜マットセンサー〜」を、2019年1月以降に提供すると発表した。

 工場部品在庫や段ボール資材などさまざまモノを、スマートショッピングが提供する「スマートマット」(10月15日より法人向けサービス開始)に乗せ、センサで重さを計量してクラウドと連携することで、モノの増減を可視化・管理できる。スマートマット、専用ルータ、回線をパッケージで提供し、1セットあたり月額1960円から利用できる。

キャプション

 スマートショッピングのスマートマットは、単3形電池4本(別売のACアダプタにも対応)で動く重量センサを備えたIoT機器。上に物を置くだけで、残量・残個数を自動計測し、リアルタイムに在庫量・個数を管理可能。さらに、一定の量になるとシステムを通じて自動的にメール・アラートや発注する機能も搭載する。

「スマートマット」
「スマートマット」

 2サイズ(A3サイズ/A4サイズ)のマットが用意され、組み合わせることでさまざまなスペースへの設置が可能。また、複数枚のマットを用いて、物流パレットのような大きな製品にも対応する。

 実際に倉庫やバックヤード、遠隔にある拠点などへ足を運ばなくても、スマートフォンやPCから管理画面で残量を確認できるため、目視による残量確認などの単純作業から開放され、在庫管理や棚卸、回収などの業務が効率化できるとしている。

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