マイクロソフトのBose対抗ノイキャンヘッドホン「Surface Headphones」を試してみた - (page 3)

David Carnoy (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年10月07日 07時30分

 バッテリ持続時間は15時間で、これは競合製品と同等だ。Bluetoothをオフにして付属のケーブルで直接デバイスに接続すれば音楽を最長50時間再生できるが、ケーブルで接続して使いたいのは機内にいる時くらいだろう。

 Cortanaを常時有効のハンズフリーモードにしておくためにバッテリを消耗するとMicrosoftの担当者は私に説明した。具体的にどのくらいかは言わなかった。今のところ、この機能は無効にできないが、プライバシーのためにマイクをミュートにすることはできそうだ。将来的にはCortanaのハンズフリー設定はユーザーが調整できるようになるかもしれないが、発売段階ではMicrosoftはこの機能を競合製品との差別化機能と位置づけている。

今のところ、Surface Headphonesの色はプラチナのみだ。
今のところ、Surface Headphonesの色はプラチナのみだ。
提供:David Carnoy/CNET

 私はSurface Headphonesを競合製品と比較することはできなかったので、Boseやソニーのヘッドホンより良いか悪いかを言うことはできない。競合製品より少しでも安いといいとは強く思ったが、このヘッドホンがSurfaceのノートPCやタブレットにバンドルされて値下げされても驚かないだろう。

 ともあれ、Microsoftは幾つかの特徴的な機能を持つ、他社製品と競合できる高品質なノイズキャンセルヘッドホンを開発したのだ。

 Microsoftが公開したSurface Headphonesの主な仕様は以下の通り。

  • 重さ:290g
  • 40mmのフリーエッジドライバ
  • 音量およびノイズキャンセルレベルを簡単に調整するためのハウジング上のダイアル
  • 13段階の外部音量レベルによるノイズキャンセル調整機能
  • サポートするOS:「Windows 10」、iOS、Android、macOS
  • 頭部から外すと自動的に音楽停止あるいは通話をミュートし、装着すると再開する機能
  • 「Skype」の利用を想定した両イヤーカップの集音マイクで実現する優れた通話体験
  • 「Swift Pair」機能により、箱から出してすぐにWindows 10搭載PCに接続可能
  • Bluetooth接続、ノイズキャンセル有効、Cortana機能有効状態で最長15時間のバッテリ持続
  • Bluetooth無効の有線接続、ノイズキャンセル有効状態で最長50時間のバッテリ持続
  • USB Type-Cによる充電
  • 急速充電機能により、5分の充電で1時間の音楽再生が可能(フル充電所要時間は2時間以下)
  • ハンズフリーでのCortana利用。音楽再生、リマインダーの設定、通話開始、質問などが可能
  • キャリングケース付き
  • 価格:350ドル(立ち上げ段階では米国でのみ購入可能)
  • 出荷時期:2018年中

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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