ネクストスケープとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月4日、AIに対して指示や、対話をしながら複合現実空間で作業ができるMRソリューションの提供を同日から開始した。
このソリューションはマウント型のMRデバイス「Microsoft HoloLens」と、対話型自然言語解析AIエンジン「Communication Engine "COTOHA Virtual Assistant”」(COTOHA VA)を連携させたもの。Microsoft HoloLensを装着した作業者は、COTOHA VAに語りかけることで、作業に必要な情報をAIから聞き出すことができる。
AIの発話内容や補足情報を、Microsoft HoloLens上のディスプレイに表示することが可能。COTOHA VAはさまざまな業務システムとの接続が可能であるため、メールやスケジュールの情報を参照することもできるという。
音声による指示や対話が可能であるため、作業者はハンズフリーで業務に集中することができ、作業効率の大幅な改善や、キーボードが使えない環境でのICTリソースの活用が可能になるとしている。
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