Microsoftは、米国時間9月24日から開催中の「Microsoft Ignite 2018」カンファレンスで、セキュリティ、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)など、バックエンド側のテーマを大きく取り上げている。その一方で、コラボレーションシステム「Surface Hub」に関する新たな情報も明らかにした。
Microsoftが「Surface Hub 2」を発表したのは5月のことだ。この製品はSurface Hubのデザインを見直し、洗練さと機動性を高めたもので、2019年に出荷予定だとされていた。今回、同社は「Surface Hub 2S」を2019年第2四半期にリリースすると発表した。また、「Surface Hub 2X」と呼ばれるアップグレードサービスを提供することも併せて発表している。
Surface Hub 2Sは、2015年に発売された初代Surface Hubを自社向けにカスタマイズし、古いソフトウェアを利用している企業が、その環境を維持したまま、Hub 2の洗練された新しいデザインのハードウェアを利用できるようにしたものだという。
これに対して2Xは、Hub 2のプロセッサカートリッジが交換できる利点を活かし、ディスプレイのタイリングや回転、マルチユーザーログインのサポート、「Microsoft 365」へのアップグレードといった新機能を追加するサービスだ。2020年に提供を予定している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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