TATERUは8月31日、日本経済新聞電子版が報じた、顧客の預金残高データの改ざんについて、コメントを発表した。
報道によると、TATERUの従業員が顧客から提供を受けた預金残高データを改ざんし、実際より多く見せて西京銀行に提出し、融資審査を通りやすくしていたとのこと。これに対しTATERUは「誠に遺憾ながら、そのような事実があった」として改ざんがあったことを認めた。
また、顧客に謝罪し、手付金として受け取っていた50万円の2倍の100万円を支払うと伝えてきたと報じられている件については「謝罪申し上げるとともに、当該顧客からの手付解除のご要望を受けて、契約に従って手付金の倍額である100万円をすでに支払い、手付解除した。そのほかの損害についても、真摯に対応させていただく旨を当該顧客に申し入れている」としている。
ほかに同様の改ざんが行われていたかについては、現在引き続き社内で調査しているとのこと。調査結果については判明次第公表するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」