Teslaの最高経営責任者(CEO)を務めるElon Musk氏は数週間前、同社の非上場化を検討しているとツイートし、膨大な数の憶測と話題を呼んでいた。しかしMusk氏は、新たに公開書簡の中で、Teslaは上場企業であり続けると述べた。
同氏は米国時間8月7日、TwitterのメッセージでTeslaを1株420ドルで非上場化することを検討していると述べた際には、冗談と受け止めた人も多かった。
Am considering taking Tesla private at 0. Funding secured.
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年8月7日
その後のメッセージで、Musk氏は、真剣に検討している姿勢を見せるとともに、その資金を確保したことも示唆していた。
しかし、出資する可能性があるとされたさまざまな企業のプレスリリースや声明から、資金は確保されていなかったことがすぐに明らかになった。Teslaの取締役会は、議論は続行中としていたが、Musk氏は24日夜に公開された声明で、そうした議論が終了したことを明らかにした。
Musk氏は、株式非公開化を撤回する主な理由として、フィードバックを受けた中で、既存の株主の多くが公開企業であることを望んでいることが分かったとしている。また同氏は、非公開化のプロセスについて、困難が多く混乱を招く恐れがあると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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