ネット企業各社がユーザーによる電子機器の使用過多を防ごうと取り組む中、Facebookも利用時間を管理する新ツールをFacebookとInstagram向けにリリースする。
ここ数カ月の間に、AppleやGoogleをはじめとする技術企業各社が、画面を見ている時間を管理するための機能を打ち出している。Facebookもこの動きに追随し、ソーシャルメディア中毒を防ぐための機能を追加する。
FacebookアプリとInstagramアプリに、アクティビティダッシュボード、日々のリマインダー、そして通知を制限する手段が追加される。同社はブログで、FacebookとInstagramで過ごす時間を「計画的で、有意義かつ活気あふれる」ものにしてもらいたいと述べた。新しい制御機能は、保護者とティーンエイジャーが健全なオンライン習慣についてもっと話し合うように促す効果もあるかもしれない。
穿った見方をすれば、Facebookは言い訳を用意しているだけともいえる。それもある程度正しい。しかし、新しい制御機能は便利だ。Facebookは明らかに、エンゲージメントを向上させることと、多数の問題をめぐる否定的な報道を受けて同社を規制しようとする動きの間で、適度なバランスをとろうとしている。
まもなく提供開始されるダッシュボードで、Instagram上では「Your activity」、Facebook上では「Your Time on Facebook」にアクセスすると、アプリの平均使用時間が確認できる。また使用時間の制限を設定したり、プッシュ通知をミュートすることも可能になる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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