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「Chrome」拡張機能、公式ストアのみで提供へ--インラインインストールは廃止に

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年06月13日 09時29分
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 「Chrome」の拡張機能をインストールしようとする場合、その入手経路はまもなくGoogleの「Chrome Web Store」のみとなる。

 拡張機能とは、広告ブロックやタブ管理のほか、新規タブページに表示する画像を探したり犬の画像で画面を埋め尽くしたりといった、便利で楽しい機能を備えるソフトウェアだ。しかし残念ながら、ユーザーの活動を監視するマルウェアや、ユーザーのコンピュータの処理能力を利用して利益を得ようとする仮想通貨採掘者に、手段として利用される恐れもある。

 こうした問題を排除するために、Googleは、「インラインインストール」機能を削除する。インラインインストールは、Chrome Web Storeを経由しなくてもChromeに拡張機能を追加できるように、インストールボタンをウェブサイトに配置できる機能だ。しかしGoogleは、Chrome Web Storeであれば透明性が十分に確保されると判断した。そこで同社は米国時間6月12日、拡張機能の入手経路をChrome Web Storeだけに絞るための3段階からなる計画を開始した。

Chrome拡張機能のインラインインストールのボタン
インラインインストールでは、インストールボタンをウェブサイトに配置できる
提供:Google

 Googleは、オープン性によって可能となる不正行為を排除するためにオープン性を犠牲にすることもあり、これはその新たな例といえる。

 Googleは当初、拡張機能をユーザーがどこからでもダウンロードできるようにしたいと考えていたが、その方針を撤回し、代わりにChrome Web Storeで配信されている拡張機能のインラインインストールを提供した。しかし今、その方法も撤回されようとしている。

 Googleによる今回の変更は、以下の3段階で実施される。

 まず6月12日から、新規に公開された拡張機能のインラインインストールはできなくなる。

 第2段階として、9月12日から既存の拡張機能に対するインラインインストールが無効となる。ユーザーはChrome Web Storeにリダイレクトされる。

 最終段階として12月初旬、「Chrome 71」でインラインインストールのサポートが削除される。インラインインストールを使って拡張機能を提供している開発者はこの時までに、ウェブサイト上のインストールボタンを修正して、その拡張機能のChrome Web Storeページにリンクさせる必要がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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