Googleは米国時間5月30日、同社の携帯通信サービス「Project Fi」に対応するスマートフォンを追加したことを明らかにした。新たに加わったのは、「LG V35 ThinQ」「LG G7 ThinQ」「Moto G6」の3機種だ。
同じ日にAT&Tからも発表されたV35 ThinQは、2月にリリースされたV30 ThinQのマイナーアップデート製品で、6インチのOLEDディスプレイ、「Snapdragon 845」プロセッサ、6GバイトのRAMを搭載する。価格は、AT&T向け製品と同じく899ドル(約9万8000円)だ。
このV35 ThinQと749ドル(約8万1000円)のG7 ThinQは、米国で6月から発売される予定だ。また、これらのLG製端末2機種のうちどちらかを予約すると、Googleから50ドル分のサービスクレジットがもらえる。G7 ThinQは防水仕様で、6.1インチのディスプレイに、2基の背面カメラを備えている(うち1基は広角カメラ)。プロセッサは最新のSnapdragon 845だ。
もう1つの端末、Moto G6は、予約注文がすでに始まっている。価格は199ドル(約2万2000円)で、通常販売価格の249ドル(約2万7000円)より安い。防滴構造のMoto G6は、5.7インチのディスプレイと2基の背面カメラを搭載しており、プロセッサは「Snapdragon 450」だ。
Project FiはWi-Fi優先ネットワークのため、ユーザーが音声通話やテキストメッセージを利用する際には、まずはその地域のWi-Fiネットワークに接続される。このWi-Fiは、自宅やカフェなどに設置されているものと変わりない。米国で使用する場合、Wi-Fiネットワークが利用できないときには接続先がSprintかT-Mobileの通信ネットワークに切り替わる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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