サムスン電子の研究部門であるSamsung Researchは、英国のケンブリッジ、カナダのトロント、ロシアのモスクワに人工知能(AI)の研究センターを開設すると発表した。韓国のソウル、米国のシリコンバレーに設けた2つの既存施設と合わせ、計5カ所のAIセンターで、2020年までに約1000人の高度なAI研究者を確保する計画。
ケンブリッジのAIセンターは先日オープン済み。トロントとモスクワの施設は今月中に開設する。各センターの主要研究者は以下のとおり。
なお、AI研究に特化した施設を新たに作る動きが、世界各地で活発になっている。Google、Amazon.com、Facebook、トヨタ自動車などが次々とAI研究所を開設しており、AI研究者の争奪戦が激化しそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」