サムスン電子は、対話型人工知能(AI)の開発に特化した韓国の新興企業Fluentyを買収した。
サムスンは、同社のモバイル部門が主導したこの買収により、自社のAIプラットフォーム「Bixby」にFluentyのサービスを統合できるようになる。
Fluentyは、韓国検索大手のNAVERおよびDaumの元開発者らが設立した企業で、AI技術をベースに最適な返信メッセージを提案するアプリを手がけている。このアプリは2015年に米国で、2016年に韓国でリリースされた。同サービスは、「KakaoTalk」「Facebook Messenger」「Google Hangouts」「WhatsApp」などのチャットアプリをサポートしている。
サムスンは先週、家電およびモバイル事業の研究部門を統合したSamsung Researchを設置することを発表した。AI技術における新たなビジネスチャンスを探るため、Samsung Research傘下に新たなAIセンターが新設される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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