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激論「Googleアシスタント」vs「Alexa」--Google I/O後、どちらがベストか

Andrew Gebhart (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年05月14日 07時30分
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 「Googleアシスタント」対Amazonの「Alexa」は、この1年コンシューマー向けテクノロジ市場で大きな注目を集めてきたバトルだ。Amazonの「Echo」シリーズに搭載されたAlexaは、スマートスピーカの競争に最初に参加した。そして、Googleが2年遅れでアシスタントを搭載する「Google Home」を立ち上げたときには、Alexaは機能の豊富さで大きく先行していた。Googleは2017年、音声認識などの主なアップグレードで差を縮め、それ以来2者は追いつ追われつの関係だ。

 基本的に、両者は音声によるコマンドに反応するデジタルアシスタントだ。ウェブ検索や音楽の再生、スマート家電の操作、その他さまざまなことを命令できる。


提供:Tyler Lizenby/CNET

 Googleが米国時間5月8日に開催した年次開発者会議「Google I/O」の印象深い基調講演を見て、筆者はGoogleアシスタントが最も賢いベストなデジタルアシスタントだという考えになった。だが、米CNETの同僚であるRy Crist記者は同意しない。われわれはこれまで長い間、2つのデジタルアシスタントについて記事を書いてきた。今こそ、どちらのアシスタントが優れているかで決着をつけるときだ。

 Andrew Gebhart(以下、AG):さて、Ry。私は「Google Duplex」はすごいと思った。デジタルアシスタントの目標が、人間によるサポートを再現することであれば、自分の代わりに電話をかけてくれて、しかもそれが人間のようだというのは最高だ。Duplexは確かにまだ実験段階だが、GoogleのAI開発力を示すものだ。それに、Googleアシスタントが話し言葉の理解という点でかなり進んでいることを示すものでもある。

 最近のある研究結果では、GoogleアシスタントはAlexaよりも多くの質問に答え、しかもAlexaより正確だった。1度に複数の質問に対応できる機能や、呼びかけなしに続けて質問できる機能も追加され、Googleアシスタントはますます使いやすいデジタルヘルパーになった。

 Ry Crist(以下、RC):Alexaも、「Follow-Up Mode」を使えば呼びかけなくても追加の質問に対応できる。Googleは確かに、より広範な質問に対応するためにウェブから関連する情報を持ってくることではAlexaより上だ。だが、Alexaは数万件の「スキル」でさまざまなことができる。Googleにはまだそれほどの機能はない。

 結局、現段階ではどちらにも大きな利点は見いだせない。これらのアシスタントはまだ生まれたばかりだ。われわれが頼むのはだいたい、音楽の再生、照明のオン/オフ、タイマーのセットなどの基本的なことだけだ。2者とも、スマートフォンやPCのような日常生活のための主要なインターフェースの役割は果たせていない。

 おそらくGoogleが先に目的地に到達するだろうが、まだ達していない。その時が来るまで、どちらが優れていると言い切るのはためらわれる。今のところ両方とも良くやっているし非常に興味深いが、どちらを選ぶかはまだ、ほとんど好みの問題だ。

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