Googleが、メッセージアプリ「Allo」の開発を中断し、Appleの「iMessage」に代わるような「Android」のサービスに注力するという。
Googleは米国時間4月19日、インスタントメッセージアプリ「Allo」の開発への「投資を中断」すると述べ、The Vergeの報道を認めた。SMSメッセージに高度な機能をもたらす「Rich Communication Service:RCS」標準(「Chat」として知られる)にリソースを向けるための動きだ。
Alloは、2016年の「Google I/O」で発表された。「Android」と「iOS」の両OSで利用できる。Appleの「iMessage」や「Facebook Messenger」「WhatsApp」などに対抗するサービスとされていた。
GoogleがAlloへの投資を中断するのは、RCSに注力するためだ。RCSは、Androidで高解像度の写真の共有、レシピの読み上げ、グループチャットなどのより高度な機能を提供できるようにする。世界で複数の通信事業者や端末メーカーがこのテクノロジを自社の製品に組み込もうと取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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