フィードフォースは3月8日、「最短5分からGoogle ショッピング広告が始められる」をコンセプトにした、中小規模ECサイト向けの広告運用自動化ツール「EC Booster」の提供を開始したと発表した。料金は初期費用・月額費用ともに無料で、実際にクリックされた分だけ30%の請求が発生する。
Googleの検索結果に表示できる「Google ショッピング広告」は、自社商品に興味がある顧客に向けて直接訴求できる広告枠だが、効果的な広告を配信するためには、各種広告アカウントの作成、広告タグ設置、商品データ作成から最適化、広告キャンペーン作成といった複雑な作業が発生する。
そのため、初めてGoogle ショッピング広告を出稿する場合、広告配信までに数週間〜1カ月ほどの準備期間を要することから、特に中小規模ECサイトの場合、専門知識の不足や日々の広告運用がネックとなり、そのメリットを享受しにくい状況になっていると同社では説明する。
そこでフィードフォースでは、これまで6年以上データフィード広告領域で事業展開をしてきた知見を生かし、広告運用自動化ツールであるEC Boosterを開発。ECシステムとあらかじめ機能連携することで、誰でも簡単な初期設定をするだけで、すぐに広告運用を始められる仕組みを実現したという。
具体的には、直感的でわかりやすい画面案内にそって、(1)広告アカウント設定、(2)請求情報の登録、(3)ショップ情報の設定をして、利用中のECシステムと接続するだけで、Google検索とGoogle ショッピングの検索結果画面で、自社商品を訴求できるようになる。「カラーミーショップ」や「Eストアーショップサーブ」など複数のカートASPに対応しており、8万サイト以上が利用可能。
また、日予算を設定するだけで、中小規模ECサイトの特性を捉えた広告配信が可能で、日々のチューニング作業も不要だという。重要な指標をまとめた直感的なレポート画面も用意しており、広告の知識がなくても状況を一目で把握できるようにした。これにより、ECサイト運営者はより店舗作りに集中できるようになるとしている。
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