Appleが、従業員にプライマリケア(総合診療)を提供するためのAC Wellnessという医療クリニックを開設する計画だと報じられている。
acwellness.comという簡素なウェブサイトが既に立ち上がっており、簡単な説明に加えて、総合診療医、ナースプラクティショナー(上級看護師)、採血担当者、エクササイズコーチなどの求人情報が掲載されている。同サイトによると、AC Wellnessは「Apple従業員に心のこもった効果的なヘルスケアを提供するための独立した専用医療機関」で、2018年春に開設予定だという。サイトに記載されているAC Wellnessの住所は、カリフォルニア州クパチーノにあるAppleの元のキャンパスから数ブロックしか離れていない。
これによってAppleも、保険を提供するだけにとどまらないヘルスケアに企業責任として取り組む企業に仲間入りをする。1月にはAmazonが、億万長者のWarren Buffett氏率いるBerkshire Hathawayと大手金融機関JPMorganと提携して、3社が米国で雇用する数十万人の従業員のヘルスケアに取り組む、独立した企業を新たに設立すると発表した。
CNBCは、この計画に詳しい匿名情報筋らの話として、このプライマリケアグループはまず、Appleのクパチーノ本社があるサンタクララ郡に2つのクリニックを開設して、同社の従業員を対象にサービスを提供する予定だと報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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