サイバーエージェントは2月26日、インターネット広告事業において、Twitter上のキャンペーンにおけるブランドリフトを測定する独自のソリューション「Twitterリバーサンプリング」の提供を開始したと発表した。
同社によると、Twitterに広告出稿する企業がブランドリフトを測定する際、Twitterが提供する測定スキームがあるものの、特定条件があるため一部の広告主のみの利用となっていたという。一方で、企業のブランドキャンペーンがユーザーに与える効果の可視化として、ブランドリフトをより安価で容易に測定するニーズが高まってきたとしている。
同ソリューションは、Twitter上でのブランドリフト測定をより安価で容易に実現するもの。Twitterが設けている条件に満たないキャンペーンであっても、広告がブランドへ与える影響を定量的に測定できるほか、広告接触者と非接触者のブランドに対する認知、好意度、利用意向などを比較し、その差異を効果として計測できるという。媒体サーベイのような枠数制限はなく、設問数も自由に設定が可能だ。
Twitterリバーサンプリングでは、タイムライン上で、広告接触者と非接触者に対してアンケート広告を配信し回答を収集する効果測定手法「リードバナーアンケート形式」を採用。非接触者については、予め広告配信の除外設定をしていた広告に接触しないユーザーを設定し、NTTデータの提供する属性・趣味嗜好推定サービス「ユーザープロファイルDB」にて無作為にサンプリングしたTwitter IDを利用。除外ユーザーを選定している。
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