その他、マーケティングやコンテンツにフォーカスしたセッションもあった。まず、ドコモが運営するポイントサービス「dポイント」や、会員サービス「dアカウント」を支えている会員基盤「docomo DMP」において、ユーザーのdポイントの利用動向、利用者・未利用者の商圏、価値・判断基準といった「マーケティング支援アセット」を用意していることを解説。
これを利用することで、たとえば店舗側でもっているデータと連携して、過去に買い物をしたことのあるdポイントカードユーザーに特典を付与して来店を促進したり、リアルタイムで店舗周辺にいるユーザーを抽出して特典を付与したりといった効果的なマーケティング施策を行える。これにベンチャー企業がもつ多様なデータやAI技術、販促・広告用ソリューションなどを組み合わせることで、さまざまなニーズに対応可能なソリューションを提供できるようになるとし、パートナーとしての参加を呼びかけた。
スマートフォン向けサイト・サービスとして運営している「dメニュー」と「マイマガジン」についても詳しく紹介した。dメニューは現在MAU(月間アクティブ利用者数)が5700万、月間PVが30億を超え、ニュースコンテンツのマイマガジンは同500万MAU、10億PVを誇る。すでに20社のメディアパートナーと協業しているが、記事がdメニューのトップページに表示されると、1日当たり約1万ほどのアクセス(コンテンツ提供元への誘導)を見込めることから、ユニークなオリジナル記事を配信しているメディアにパートナーとしてぜひ参加してほしいと訴えた。
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