サイバーエージェントは2月16日、同社が提供する運用プラットフォーム「iXam Drive(イグザム ドライブ)」において、Twitter上での企業とユーザーのコミュニケーションの自動化を可能にするサービス「Multi-Replier(マルチ リプライヤー)」の提供を開始したと発表した。
iXam Driveは、インフィード広告に特化した運用プラットフォーム。キャンペーンや広告セットの追加・更新・削除などのオペレーション管理に加え、柔軟なレポート機能や入札機能、クリエイティブの追加・差し替え機能を備えているのが特徴。
Twitterを活用したプロモーションでは、いかに多くのユーザーに拡散されるかという点がひとつの効果指標になるという。そのため、ユーザーが拡散したくなるような仕掛けを設計し、企業とユーザー間でコミュニケーションを発生させることが重要だと同社では指摘する。しかし、Twitter上で企業が多数のユーザーとコミュニケーションを取るには多くの管理工数を要するため、時間と費用がかかるという課題があった。
Multi-Replierは、ユーザーによる特定のハッシュタグの投稿や特定のツイートをリツイートした際に、企業がTwitter公式アカウントからリプライ(返信)ツイートを、即時かつ自動的に投稿する機能。これにより、多くのユーザーとの迅速なコミュニケーションを実現する。
具体的な活用方法としては、特定のツイートをリツイートすることで応募可能となるキャンペーンにおいて、一定の確率で当選通知のリプライを送ったり、企業アカウントのツイートをリツイートしたユーザーに対して、特設コンテンツを閲覧できるURLの送信などが考えられるという。また、特定のハッシュタグを投稿したユーザーに対して、クーポンを送信することも可能だ。
なお、同サービスは、ブランドセーフティの観点から、ネガティブなキーワードを含むツイートや特定のIDのユーザーを自動返信先から除外する機能も実装している。
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