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ITで脳ドックを安く身近に--AIや遠隔診断を駆使した「メディカルチェックスタジオ」

坂本純子 (編集部)2018年02月21日 09時00分
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 関心はあるが、敷居が高いと思われがちな脳ドックを、価格を抑えて手軽に検査を受けられるようにした「メディカルチェックスタジオ(MCS)東京銀座クリニック」が2017年12月に登場した。

 このクリニックを一言で言い表すならば、脳ドックのコンビニ化──。予約から決済までネットで24時間好きなときに行える。場所はアクセスのいい銀座一丁目。平日だけでなく日曜も営業で、平日は朝9時から夜8時45分まで受け付けだ。着替えの必要もなく、所要時間は、受付から退出まで約30分、うち検査時間は「脳MRI」「MRA」「頸動脈MRA」の撮影で10分程度だ。

緊急性がなければ、診断結果はネット上にレポートされるのを待ち、自身で確認する
緊急性がなければ、診断結果はネット上にレポートされるのを待ち、自身で確認する

 診断結果は、数日以内にウェブサイトから確認できるしくみだ。自身の脳画像も自由に閲覧できる。再び検査結果を聞きに行ったり郵便を待ったりする手間や時間もかからない。こうしたコスト削減によって1万7500円(税別)で提供しており、これは市価の半額程度という。

 脳血管疾患リスクの早期発見や予防を目的とした検診によって、脳血管疾患リスクの軽減を目指す──。それがMCSだ。なぜこうした脳ドック専門のクリニックを立ち上げたのか。またその背景について、メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長 医学博士の知久正明氏に聞いた。

メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長で医学博士の知久正明氏
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長で医学博士の知久正明氏

一番関心が高いのは脳--脳ドックに特化した理由

 「脳ドックの受診率は低く、改善の余地があります。それを解決するにあたってアンケート調査をとったことがあるのですが、かなり関心はあるけれど受けたことがないといいます。なぜ脳ドックを受けないのか。『高そう』『どこでやっていいのかわからない』『予約がとれなさそう』──こうした声を解決するには、利便性の高い地で、リーズナブルに早く正確に検査ができること。ハードルを下げて、より検診を身近にできないかと考えました」

 『検診』に関するアンケート調査(2017年1月:同社調べ)によると、「健康診断以外で受診したい検診」の1位に「脳ドック(39%)」が挙げられているものの、「知っているが、受診したことがない」人が全体の53%。脳検診については80%以上の人が「費用がかかる/料金が高そう」と感じていることがわかったという。

 「私の専門分野は心臓ですが、日本人の死因で一番多いのは心疾患なんです。ガンと思っている方も多いのですが、それはすべての臓器のがんを足した数字。臓器別に見ると死亡率が高いのは165万人で圧倒的に心臓です。その次に来るのが肺がん、その次に脳です。でも、皆さん関心があるのは、心臓よりも脳だとわかりました。脳ドックに関して、最も意見が多いのは費用で、これは下げるしかない。費用は少なく簡単に受けられる、この2つをキーワードに考えました」

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